えちょ記

語らないブログ

AI哲学以外の何か

だんだん電波に

「今」を過去・未来と比較しようとするとなぜか変になるのです。今って止まらないですからねぇ。「今」を意識している「自分」は何だろう、と考え出すと割と楽しいですが応用理系思考としてはどっかで割りきって実用案を模索するのです。 「自我」とは脳が投…

命題を示そう

「今」とは何か?

意識が生まれる時空

哲学っぽいけど言いたいことはあくまで理系の話。 「心」が「どの時間に」存在しているか意識したことはありますか?「コギト・エルゴ・スム」、我思う故に我あり。自我は「今の時間」存在しているはずです。この「心の時間」と、私たちを包む「リアルな時間…

レイテンシ≒0の魔法

さて、その放置していた記事です。去年の4月頃には記事にしてたんですねぇ。当時はこのキーワードでググッてもあまり引っかかるものはありませんでしたが、今日確認してみたらかなりの勢いで引っかかってきました。ソロソロ、世の中に出てくるかな、かな? …

意識を宿すAIが満たさなければならないもの

そういえば超並行AIの構想を暫く放置していたのでリハビリ。実際の所、目指すべき方針自体は割とはっきり見えているのだ。これを満たさないと、多分「心」は宿らない。 レイテンシを隠匿できるアルゴリズムでなければならない 多数のコンピュータを絡めて処…

海馬は水面に波紋を投げる

大脳ニューロン網の頂点に立つ海馬。その先には更に原始的欲望を担う中枢があったりしますがそれはさておき。海馬がやってることは、多分ニューロンの弦をタイミングよく弾き、帰ってきた旋律を覚えて望みの音色を弾き出すシーケンサなのだと思ってます。 世…

アイの手前にあるもの

SETI@homeという壮大なプロジェクトがある。個人から寄付された膨大な演算パワーを用いて宇宙から飛んでくる知性の痕跡を探そうというものだ。夢がある計画だし、何年も継続して運営することもすばらしいと思う。 ただ、私は、宇宙を探す前に、もっと先に探…

意識はアイに潜むのか

一連のモンテカルロ式並行AI考察の中でふと浮かんだ思いが。現在の考察における発想の大部分は量子力学的な振る舞いのモンテカルロ法への置換。最初は+値(量子)の伝達だけでいいかなと考えていましたが、なんとなく、同時に−値(反量子)の伝達も考えた…

ミーム?

‥‥あら、もうちょっと探してみたら「meme」という言葉があるらしい。概念的に似てるところはあるけど、私の「意識子」は、量子論を意識してるのと、ミームが蓄積される情報そのものを指すのに対し、意識子は「光」のような、存在ではなく力・情報の流れの方…

「意識子」の導入

突然ですが、ここから「意識子」なる仮想概念を導入します。ググってもヒットしなかったので、きっと私の発明に違いありません。多分。 意識子とは これまでの思考実験において、ある確率でニューロン間に1つの信号が飛び交うと考えていますが、この飛び交…

モンテカルロ法とシェフの気まぐれニューロン系シミュレーション(3)

もうちょっと書いてみる。超絶割り切りのための前提条件です。 ニューロンらしいこと ニューロンはだいたい100個前後くらいが一つのグループになっているらしい。 ニューロンの入力のうち、グループ内からの(閉じた)入力は9割。外からの入力は1割らし…

モンテカルロ法とシェフの気まぐれニューロン系シミュレーション(2)

余り長いと後で読みにくいので1トピックずつ小出しに。まずは基本部品の整理から。 にゅろ〜んとしたニューロン ニューロンとは、複数の入力を監視して、特定の状況になったらパルスを発火する論理回路。たぶん細胞としてのニューロンはこんなレベルではな…

モンテカルロ法とシェフの気まぐれニューロン系シミュレーション(1)

並列演算を偽AIに適用できないかと興味を持ったのは良いんですが、適用方法がしばらく思いつかなくて放置していました。ようやくビジョンが浮かんだのでとりあえずコンセプトメモ。現在のコンピュータを脳と比較した場合、並列処理を考慮すればもう十分な処…

現実的などこいつの話

そしてこれまでの壮大な話をかなり無視して、「どこいつ」の話。 どこいつ式AI(人工無能とか言うけど)はデスクトップエージェントの会話エンジンとして結構な成功を収めたと考えていますが、実はこれにも根底に「掛け算」の発想があったからだと思います。…

脳は考えない

これは定理です。おそらくここから始めないと、「心あるもの」を脳以外から生み出すことは無理でしょう。 思考というものを論理づけて定義し、論理によるプログラムの先に、「心」は無い。論理の積み重ねは「足し算」ですが、「心」を生み出すのは「掛け算」…

悟りを開いた

ん、いま、悟りました。さっき、お風呂で。‥‥やばいな。