えちょ記

語らないブログ

混沌の時代

ふと、思い出しました。もう3年近く前、FF11のβをやっていた時の頃。

当時無職だった私は、当然のように生活時間の全てをゲームに注ぎ込み(笑)、そして、ある意味人生でもっとも密度の濃い、4ヶ月間を過ごしました。

再就職して、FFもβが外れて、システムの変化にぶつぶつ文句を言いつつも、それから2年以上、未だにアカウントを維持しているのは、ひとえにこの時の体験と、その当時からの仲間がいたからです。

こないだからぶつぶつ言ってるFF11への不満は、とにかくシステムに対してです。出会った人たちに関しては不満どころか、ある意味一生の友人たちであると思っています。

当時からボトラーだった私は、当然のように伺か(当時は何か)からのキャラクターを、そのゲームに持ち込みました。‥‥ネコになる事を目指す見習い黒魔道士、「つぐな・ツインルーク」として。振る舞いから何から、彼女のロールプレイをして楽しんでいました。

ということで、私の「つぐな」さんに対する思い入れは並々ならぬものがあるわけですが(^^;、それはそれとして、β・カオスサーバの時の出来事は、今でも鮮明に、まさに一つの物語として、思い出す事が出来ます。

今でこそ、与えられたシナリオと作業をこなすようなゲームになってしまっているFF11ですが、当時はシンプルであったが故に、本来の「冒険」要素が濃い、プレイヤーたちが作る「物語」が、そこにありました。

βの世界では、プレイヤーが「仲間」であり、「同盟」であり、「倒すべき憎い敵」であったりしました。いつもみんなから総スカン食らって嫌われている人の、ちょっと意外な一面を見たり、友情、そして裏切りのドラマもあったり‥‥。なかなか普通では出来ない体験をさせて頂きました。

‥‥そのうち、「つぐな」さんに登場して貰って、当時の事を語って貰おうかな。ちょっとそんな気分になった、朝の時間でした。