えちょ記

語らないブログ

Twitterはどんな情報発信に使えそうか?

Twitterをストレス無く使うには、どんな用途が良いのだろう、とちょっと考えてみました。

まず、「技術意見の発信」

個人的には割とはっきり結論を持っています。「※ただしイケメンに限る」です(どげし)。多くの人からフォローをもらっている人ほど、発信力がある、只それだけです。自分の影響力がわりとはっきり数字に出てくる、残酷なメディアですね。Twitterで不特定多数に発信する事が出来る人なんて、ほんの一握りです。

技術的な情報発信を行いたいなら、blogの方が有利です。というか、「Googleで上位にくる記事が書けるか」にかかっています。Googleはblogを割と重視します。そしてTwitterでの技術的つぶやきがGoogleで上位にくるには、結局フォローが多い人じゃないとランクが上がってきません。割とびびったのは「アクターモデル」の記事がGoogleで2位に来たことです、ええんかこれ(^^;

技術系情報発信には、そもそもある程度の文字数が必要というのもありますね。フェルマーの最終定理を語るのに、つぶやきでは余白が足りなさすぎるのです。思想ならつぶやけますけど、影響力という意味では疑問です。「あの人はそう思っているのか」まではいけるでしょうけど、「そんな考え方があったのか!乗り換えるぜ!」というのは‥‥思想や信念ならあり得るかもしれないけど、技術系は難しい、でしょう。

翻して、「意志を伝える手段」

これは、Twitterは強い。意志を伝えたい人は基本的にフォローを受けている人を超えることはないでしょう。だから有効。ただ、どうも有効すぎて、話が暴走しすぎるように見えます。文字数制約があるので要点だけ伝えようとする結果、表現にトゲが残りやすいんですよね。「140文字」というのがまた微妙で、英語より日本語の方が1文字当たりの情報量が多いので、つぶやきにしては微妙に文章量が多くなってしまっているというのもありますが‥‥。

「議論に使ってみる」みたいな?

そして「相互理解を目的とした意思疎通の手段」としてはトゲが残りすぎる、と思っています。がち議論チャットとして使うのは非常に危険。IRCなどチャット系サービスは、見てるのか見てないのか、発言者側が分かる。でもTwitterはそんないう保証が全く無いし、相手に要求することもナンセンスなメディア。Twitterでは発言をスルーすることは失礼な事ではなく、日常的に起こりうる普通のこと。相手が見てるかどうか分からないチャットなんて、フラストレーションがたまる一方だと感じます。

万能を求めるメディアじゃないですねー

ということで、やはり、「つぶやき」=「意志を伝える事に最適化されたメディア」であるというのが、個人的な感想。万能選手ではなく1芸に秀でたアスリートとしてつきあう方が良いんだろうと、考えています。