「意識子」の導入
突然ですが、ここから「意識子」なる仮想概念を導入します。ググってもヒットしなかったので、きっと私の発明に違いありません。多分。
意識子とは
これまでの思考実験において、ある確率でニューロン間に1つの信号が飛び交うと考えていますが、この飛び交う情報の実体を「意識子」とします。
意識子の振る舞い
意識子は1つ、2つと個数を数えることが出来る情報であり、かつ、捉えることができない波と考えます。つまり性格的には量子と同じもの。量子と同じ性格を持つことから、取り扱いも量子に準じます。意識子はコンピュータシステム内で実際に飛び交いますが、その軌道は確率的にしか捉えられません。
確率論と量子論とモンテカルロ法と
この間からモンテカルロ法を意識した思考実験をしているのは、量子演算とモンテカルロ法は本質的に類似性があるから。意識子の実際の飛行を各コンピュータでエミュレートし、その演算の重ねあわせを意識として観測できないか?そーいう発想なのです。
閑話休題
‥‥あ、そろそろ軽い実装が可能な位に思考実験が完了したので、次回はちょっと間をおいて、実物を作るかも。前回、並列演算に向いている理由がうんぬん‥‥と予告したのはとりあえず軽い実装の後にします。