えちょ記

語らないブログ

反面教師ってカッコ悪い

「反面教師」という言葉があります。ある人の悪い面を見て、自分の行動を直しましょうって戒めですが。これ、自分を差して「俺みたいになるなよ?」って言うのは、説得力ありそうですが、これ自分を皮肉ってるだけ。全然説得力が無い事に、意外と気がつきません。

人間の基本行動原則は、「信じている人の言う事は信じる」なのです。だから、「反面教師」が通用するのは、あくまでその教師が「他人」の場合だけ。「反面教師」に説教されても、そもそも信じられません。「自分だけ都合の良い事言いやがって」にしかならないわけで。

説得力を持つ言葉を発するには、自分自身が信頼されるもの、言動や実績を積み重ねる必要があるわけです。「できる」と「できた」は全然違う。

私は全然ダメっぽいなぁ(涙)。せめて「.」のAIでも、「ボトル以外の何か」でも作りきってみせれば、自分に自信が持てるのだろうけれど。

自分が「反面教師」にならないように、日々精進だねえ。しかし三十路ーズになっちゃった私には、20代のような勢いでやっつける体力は、残念ながらもう無い。
やりたい事を見つけちゃったのが、体力の衰えを痛感しだした最近になってから、というのは、運が悪いのですが、それでも見つけちゃったモノは仕方がない。

今見えてる野望(?)みたいなもの、全部取りあえず片づけちゃったら、それなりに良い人生だったなぁと、思える日が来るのかもしれない。

10代の時は、1年が永遠のように思えていました。今、ふと気がついたら、1週間、1ヶ月が一瞬で過ぎ去っている。メリハリのない日常に慣れすぎるのが恐い。自分が「反面教師」にならないよう、目標を持って過ごしたい。

なかなか、うまくいかないんだけどね(^^;